▶︎動画でも話してるので、文章読むのが面倒な方はこちらをみてもらえればと思います。
今回はポーズと服装、そして顔の画像からAI美女画像を生成する方法について解説します。
ポーズと服装、そして顔の画像からAI美女画像を生成する方法について
先日、フィギュア社が6億7500万ドルを出資しました。
150円の為替レートで計算すると、約1012億5000万円です。
出資した企業には、Amazon、Microsoft、OpenAI、Nvidiaなどの大企業が含まれています。
この映像は、フィギュア社が紹介しているロボットがコーヒーメーカーでコーヒーを作るデモです。
まず、左側の男性が英語でロボットにコーヒーを作ってもらうようにお願いします。
そうすると、ロボットがコーヒーを作るための作業を開始します。
デモに写っているコーヒーメーカーは市販されているものです。
そのため、人間と同じ動作が必要になります。
まずはカップをセットしているようです。
カップをセットした後はいくつかのボタンを操作しています。
これでコーヒーが作られるようです。
少し見づらいですが、カップにコーヒーが注がれている様子が写っています。
カメラがアップのカットに切り替わって、ポタポタとコーヒーが注がれている様子が映されています。
先ほどの男性が戻ってきてロボットにお礼を言います。
コーヒーを飲んで満足の様子です。
次に、ロボットが今回の動作を覚えるまでのトライアンドエラーの様子が映っています。
このように同じ動作を何度も繰り返して成功体験を積んでいくところは、人間そっくりですね。
このように勝手に学んでくれるロボットのことを「オートマスロボット」、日本語では自立型ロボットと言います。
このロボットは開発段階でまだ発売されていません。
もし販売されたとしても非常に高価な値段になりそうです。
モバイルアロハと呼ばれるロボットの開発も進んでいます
モバイルアロハはフィギュア社とは別で、Google DeepMindが開発を進めているロボットです。
こちらはプロジェクトページのタイトルにもあるように、低コストでのロボットの実現を目指しています。
モバイルアロハは完全にオープンソースのハードウェアとソフトウェアを使用して約3万ドルで構築できます。
モバイルアロハに必要な全てのハードウェアの購入情報が掲載されているページを確認してみます。
このページを確認すると、トータルで31757.86ドルとなっています。
150円の為替レートで計算すると、約476万円ですね。
低コストとはいえ、日本のサラリーマンの平均年収を少し上回るぐらいのお値段です。
モバイルアロハのデモ動画を確認してみましょう
こちらはロボットが料理するデモ動画です。
日常生活に必要な動作をロボットが補ってくれています。
モバイルアロハの場合は、このようにして人間がデモの動きを覚えさせるようです。
こちらのデモ動画は10倍速で再生されています。
このように、人間のデモンストレーションから収集したデータを元に行動を真似る「ビヘイビアクローニング」という手法が取り入れられています。
なお、モバイルアロハの全ての部品を購入すると400万円以上かかりますが、必要な部品だけ揃えるという手段もあります。
例えば、こちらはアレクサンダーコックさんがX（旧Twitter）で紹介されているデモ動画です。
200ドルで購入したロボットアームで簡単なピッキング作業を行っています。
このように、作業に必要な部品だけ購入してロボットを作れば、コストはもっと低く抑えられます。
昨年は生成AIが爆発的に進化したように、今年はロボットの進化がすごそうですね。
