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【3分解説】ChatGPTのメモができるMemGPTとは?

▶︎動画でも話してるので、文章読むのが面倒な方はこちらをみてもらえればと思います。

今回はMemGPTについて解説します。

MemGPTとは?

MemGPTは、チャットGPTがメモできるようになったようなものです。

ChatGPTは大規模言語モデルの1つです。

大規模言語モデルは、ラージランゲージモデルを日本語に翻訳したもので、LLMと呼ばれます。

そのため、別の言い方をすると、MemGPTはLLMがメモできるようになったようなものとも言えます。

LLMはAIにとっての脳のようなものです。

この脳は、人間と同じように何かを覚えておくという機能があります。

しかし、覚えておく件数には限界があります。

人間の場合、覚えきれないことは紙に書き出す、またはパソコンやスマホでメモすると思います。

そして、必要に応じてメモ書きを見直します。

これに対して、AIの場合は覚えきれないことをファイルに保存します。

そして、必要に応じてファイルを読み込みます。

このように、紙に書き出す、パソコンやスマホでメモする、ファイルに保存することを専門用語では「外部メモリーに書き出す」と言います。

また、脳で覚えておくことを「内部メモリーに記録する」と言います。

そして、必要に応じてメモを見直すことを、これらの専門用語を使うと「外部メモリーに書き出したデータを内部メモリーに読み込む」と言います。

これらの専門用語を使うと、MemGPTはLLMで外部メモリーを使えるようにしたものと言えます。

通常、LLMは内部メモリーだけを使っているので、扱える文章量に限界があります。

しかし、MemGPTを利用すると外部メモリーを使うことができるので、文章量の限界がなくなります。

厳密には、ハードウェアの容量を超えて記憶することはできませんが、1000ページのPDFの分を解析するようなことができるようになります。

そのため、実質上、MemGPTを利用することでLLMで扱う文章量に限界がなくなるというように理解しておきましょう。

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